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平成26年度全日本選手権大会速報

ジュニア男子5回戦で、またもや怪物・張本が魅せた!

第1ゲームは、やや受け身になった松山に対して、序盤から鋭いバックドライブで得点。
第2ゲームは、徐々に松山が持ち前のパワフルなドライブを見せ、リードを許すが、7-10から10-10に追いつき、ジュースでも先に得点される展開が続いたが、松山の6回ものゲームポイントをしのぎ、逆転勝利をあげた。
このまま張本が一気にいくかと思われたが、高校卓球界屈指の勝負強さをみせる松山も負けてはいない。第3ゲームは9-7と張本がリードしたが、4本連取で松山が逆転し、奪い返した。これで松山にエンジンがかかり、張本は第4ゲームも奪われ、勝負はファイナルゲームに持ち込まれた。
最終第5ゲームは、一進一退で進んだが、5-5から徐々に張本がつきはなし、粘りを見せる松山を7点で振り切った。

松山の回転量の多いドライブに対し、この試合ではややカウンターのミスが出た張本だったが、終盤では無理せずブロックに切り替え、相手のミスを誘った。バックストレートに抜き去るカウンターバックドライブ、そして要所で見せるたたきつけるようなフォアフリックなど、小学生とは思えない高度なテクニックを披露し、見事ベスト8入り。
続く、準々決勝の相手は、仙台ジュニアクラブの先輩でもある及川(青森山田高)と対戦。どんな戦いになるのか注目の一戦だ。


●ジュニア男子5回戦
張本(仙台ジュニアクラブ) 8、13、-9、-8、7 松山(愛工大名電高)
  • 小学5年でベスト8入りを果たした張本