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平成26年度全日本選手権大会速報

 大阪桐蔭高時代に一般でベスト8に入るなど鮮烈にデビューし、早稲田大時代には学生チャンピオンになり、長い間、全日本選手権で活躍してきた下山隆敬〈協和発酵キリン)がラケットを置いた。シングルス4回戦は神巧也〈明治大)に敗れ、ダブルス4回戦でも敗戦を喫し、「下山の全日本」を終えた。

「まだ実感がないです。試合中も意識をすることはなかったと自分では思っていた。大会前の練習もいつも通りにやれた。調子も悪くなかったし、いけるかと思ったけど、なんか試合では何かちぐはぐでしたね。たくさん応援にも駆けつけてくれて、そういう方たちを見ると意識してしまった部分はあった。涙? たぶん家に帰って、嫁さんに会ったらグッと来るのかもしれません」とさばさばとした表情で試合後にコメントを残した。