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平成26年度全日本選手権大会速報

 昇り龍の大島(早稲田大)と元学生チャンピオンの神(明治大)の対戦。出足から大島のフットワークとドライブが神を上回り、3-0とゲームをリード。勝負あったかと思ったが、ここから神の粘り腰。4ゲームを奪い返し、ジワジワと大島に迫っていく。そして6ゲームの終盤から神の雄叫びがヒートアップ。そして、最後は11-9で「神がかり」の逆転勝利。初のランク入りでいきなりベスト8に進出した。
 「学生になってから勝ったことがなく分が悪かった。0-3になったけど、点数は競っていたし、タイプ的にも僕と同じで動ききるタイプで、大島のほうが足が速くて同じ土俵で戦ったら難しいと思っていた。距離感もあっていたのでもし1ゲームでも取ったら行けると思っていた。6ゲーム目あたりから相手が緊張しているのが分かった。最後はどこまで自分を信じられるかだった。信じました。土曜日に観客の多いところでやれるのは燃える。本当にうれしいです」

●男子シングルス6回戦結果
神(明治大) -9、-8、-7、6、10、7、9 大島(早稲田大)
水谷(beacon.LAB)10、8、10、-9、9 森薗(明治大)
吉村(愛知工業大)7、5、-5、7、11 森本(協和発酵キリン) 
岸川(ファースト)8、9、-7、8、10 軽部(シチズン)
松平健(JTB)7、10、-6、-10、9、11 上田(協和発酵キリン)

吉田海(Global Athlete Project)-7、9、-9、6、9、4 塩野(東京アート)


吉田雅(愛知工業大)6、6、-9、-10、5、-9、5 松平賢(協和発酵キリン)

丹羽(明治大)-8、5、-11、10、9、6 藤本(日鉄住金物流)
  • 大逆転でベスト8入りした神