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平成26年度全日本選手権大会速報

 表彰式後、優勝会見に臨んだ森薗/三部ペア。森薗は「大会前は周りから連覇だ、連覇だと言われていたけど、自分では意識していなかった。すごくビックリしています」とコメント。三部も「さすがに連覇は無理だと思っていた。去年と同じで、夢のようです」と続いた。

「去年に比べて、所属が変わったこともあるし、練習量は格段に減りました。クリスマス前の2日と、ワールドツアーでペアを組んだ3大会、練習をしたのはそれだけ。でも、今回ベンチに入ってもらった板垣監督に「常にチャレンジャーとして戦おう」と言われた。そういう気持ちで戦っていけた。
 岸川さんと水谷さんのペアには、昨年勝っていたけど、全然気持ちの余裕はなかった。去年のジャパンオープンでのプレーを見て、『何目線だ』って言われそうですけど、すごい成長しているように感じた。サービスのバリエーションも増えていたし……。次やったら勝てるかなと不安だったけど、しっかり研究して対応できた」(森薗)

「勝ち負けより、自分たちのプレーを存分に出して行くこと。それで自然と波に乗っていくことができた。去年はいっぱい練習していたのが、今年は練習量が減って、今大会も出足は良くなかったけど、知らないうちに調子が上がっていた」(三部)。

 お互いの性格を評して、「三部はどこか抜けてる。寝坊も多いし、恥ずかしがり屋。かわいい後輩です(笑)。技術面では、バック前を普通の選手はなかなか強く攻められないのを、三部は攻めてくれるので、そこからぼくらの展開を作っていける」と森薗。一方の三部は「森薗さんはちょっと厳しい性格で、試合中も絶対気を抜かない。だからダブルスだと森薗さんに引っ張ってもらえます。試合での読みと判断が早いので、次が攻めやすい」と照れながらもコメント。「まずは世界選手権に出場したいし、そこを意識してやりたい」と今後の抱負を語った。