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世界卓球蘇州大会WEB速報

 練習パートナーの高木和卓との練習を終えた後、ミックスゾーンで「思ったより会場の台(紅双喜製)が弾みますね」と語った水谷隼。「前回は(初戦で敗退)台にも慣れないで不安もあったけど、今はトレセンでも紅双喜の台で練習しているから慣れている」(水谷)。そのトレセンの紅双喜の台は、水谷が直訴してトレセンに導入されたものだ。今日も高木和とともに、両ハンドのカウンタードライブの感覚をじっくり確かめていた。フォアのカウンタードライブは相当威力を増している。

 ドローでは準々決勝で張継科と当たる組み合わせ。「準々決勝で対戦する張継科は中国選手の中では比較的やりやすいほうだけど、そこはあまり考えていない。まず一戦一戦勝っていくことを考えています。2回戦のブラジルのカルデラノも初めてだし、次の韓国の鄭栄植にはいつも競り合って厳しい試合になる」(水谷)。現地に入ってからの調子は、「感覚は悪くない。70%、80%くらいまで来ている。あとの2〜3割は、試合の中で興奮して上がってくると思います」と語る。世界選手権の男子シングルスは、これが6大会目の出場。初のメダル獲得に向け、十分に機は熟している。
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※上記リンクは2015年4月時点のものです。