●女子ダブルス3回戦
福原/若宮 10、4、ー7、10、4 ジルベライゼン/ヴィンター(ドイツ)
●男子ダブルス3回戦
松平/丹羽 8、−9、9、−3、6、5 アポローニャ/モンテイロ(ポルトガル)
森薗/大島 7、6、7、10 ヤカブ/ゴラク(ポーランド)
日本は男女ダブルス3回戦に出場した3ペアとも勝ち進み、ベスト8入り。メダルに王手をかけた。
健闘が光るのは森薗/大島。森薗の前陣を死守してのカウンターと、動きに余裕のできた大島のパワードライブのコンビネーションで勝ち上がってきた。「ようやくくるところまで、取りこぼしなくこれたというのが素直な気持ちです。明日は厳しい戦いになると思いますが、もう一回準備をしなおして頑張りたい。今日は相手の逆回転サービスを映像で見て対策を立てていたので、しっかり対処できました」(森薗)。
明日は張継科/許シンとの対戦になるが、「ぼくたちは誰が相手というよりも、自分たちのプレーができるように練習してきた。中国ペアでも臆することなく戦いたい。サービス・レシーブや台上で先手を取って、先にフォアハンドで攻めたい」(大島)。
福原/若宮はドイツペアを早いピッチの連続攻撃で圧倒。「しっかりと準備をして攻めていくこともできたし、調子も上がってきています」と福原。松平/丹羽は粘り強いポルトガルペアを速攻で下した。
明日の対戦相手は、福原/若宮が李暁霞/丁寧(中国)、森薗/大島が張継科/許シン(中国)、そして松平/丹羽がキム・ヒョクボン/パク・シンヒョク(北朝鮮)。ここまできたら強い相手しかいない。対中国であろうと、臆さずにぶつかってほしい。