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世界卓球蘇州大会WEB速報

●女子シングルス準々決勝
劉詩ウェン(中国) 3、-8、5、7、3  朱雨玲(中国)
木子(中国) 5、2、9、5 馮天薇(シンガポール)
丁寧(中国) 8、7、5、-7、-6、-8、8 武楊(中国)
李暁霞(中国) -9、-14、2、7、11、2  伊藤美誠(日本)

李暁霞から2ゲームを奪い、観客をどよめかせた伊藤美誠。第4ゲームは5ー2でリード、第5ゲームも10ー8、11ー10でゲームポイントを奪うなど、五輪女王をあと一歩というところまで追い詰めたが、及ばず……。

「李暁霞選手との試合が一番緊張しなかったです」と試合後に語った伊藤。アウェーの大観衆を前にしても堂々のプレー。バック表ソフトで多彩な球種を使い分け、フォアのスマッシュを合わせ打つ。中国の回転量の多いツッツキ、強烈なループドライブに対して、小柄でバック表ソフトの伊藤が、ここまで多彩で魅力的なプレーができる。世界の卓球関係者に、強烈なインパクトを残したはずだ。

試合後の伊藤のコメントがまたふるっている。「試合前はわくわくしてました。中国選手のとこまでいったら誰と当たるかなと思っていた。李暁霞選手と朱雨玲選手しかやったことがなかったので、他の人ともやってみたかった」。世界選手権の大舞台で、もっと中国選手とやりたかったと言うのだ。「美誠は試合の中で成長できる子」とベンチに入った松崎太佑コーチ。14歳のミマはまだまだ化けるのか。

伊藤の健闘は大いに光ったが、女子シングルスのベスト4は中国が独占。明日の準決勝の対戦カードは丁寧対木子、李暁霞対劉詩ウェンだ。
  • ミマ、世界に大きな足跡を残した

  • 第1ゲームから油断はなかった李暁霞

  • 同じ李隼コーチの門下生、李暁霞を見守る元世界女王・張怡寧

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※上記リンクは2015年4月時点のものです。