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世界卓球蘇州大会WEB速報

●男子ダブルス準決勝
樊振東/周雨(中国) 6、7、6、6 松平/丹羽
許シン/張継科(中国) ー9、6、9、6、ー4、3 李尚洙/徐賢徳(韓国)

松平/丹羽は中国ペアに敗れ、銅メダルが確定した。
最初から最後まで、樊振東の台上バックドライブにやられた。ベンチに入った倉嶋洋介監督は「樊振東のチキータは世界トップクラスのチキータ。いろいろサービスを変えたり、策を講じたけれど、全部チキータでやられましたね。そのプレッシャーが強すぎて、ラリーにできなかった」と語った。樊振東は要所で、フォア前のボールもバックで回り込み、強烈な台上バックドライブ。これが高いレベルでできるのは、中国でも樊振東と張継科だけか。このボールを狙えない日本ペアに対し、中国ペアは対チキータのレベルも高く、しっかり予測してカウンターで狙ってきた。

「試合で中国と戦う機会を増やさないと中国には対応できない。こういう大舞台で中国とやらないといけない。日本選手同士で練習していてもダメです。ぼくらも精一杯やったけど、何度やっても同じように負けると思う」(丹羽)。「今の試合は通用した部分はないです。通用した部分があったら、あんな負け方はしない」(松平)。試合後、厳しい言葉を口にしたふたり。メダル獲得の充実感より、今大会の最後の試合が完敗に終わった悔しさをにじませた。それでも、速さで中国に対抗できるふたりのダブルスは、対中国の一番手。ここからどこまでパワーアップできるのか。

男子ダブルス準決勝のもうひと試合は、許シン/張継科が韓国ペアに勝利。張継科が第2ゲームの終了後、治療用のタイムアウトを取って右肩のマッサージを受けていた。
  • 松平/丹羽、悔しい敗戦

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※上記リンクは2015年4月時点のものです。