●男子シングルス準決勝
方博(中国) 5、7、ー5、9、10 張継科(中国)
張継科の3連覇を阻んだのは、なんと方博!
第1ゲームから、張継科の台上バックドライブに前陣でしっかり対応した後、連続でバックハンドを使わず、フォアハンドで回り込んでいく方博。体は決して大きくないが、筋肉質で、豪快に振り抜くフォアドライブは抜群の威力。張継科をフォアクロスの打ち合いで完全に上回っていた。
試合の中で、たびたび右肩を押さえていた張継科は、昨日試合中にマッサージを受けた右肩の痛みもあるのかもしれない。方博が要所で出してくる、台上バックドライブを封じるミドルへのロングサービスにも回り込めず、バックハンドで返球。方博の豪打を浴びた。
方博と張継科は強豪クラブである山東魯能のチームメイト。それだけに手の内は知り尽くしているが、先輩のペースにのまれず、強打におぼれず、冷静に戦った方博は見事だった。許シンと張継科を連破しての決勝進出で、今大会の主役に踊り出ようとしている。決勝は馬龍対方博。普通に考えれば馬龍有利だが、この張継科戦を見る限り、方博もなにをやってのけるかわからない。