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世界卓球 蘇州でスマング! 速報
※スマッシュと見せかけてロビングする高度で無意味な技術

ホテルの部屋に帰る途中で、屋外のテーブルで飲んでいる人たちを指して今野さんが「許紹発だね」と言った。正直、私はわからなかったのだが「それなら」と突進して話しかけると歓迎され、写真を撮れという。

通りかかってそれを見たドクター・ニクラウス(ドニックの創始者)とイエンス・フェリッカ(スウェーデンの卓球ジャーナリストで書籍「スウェーデン最強の秘密」やDVD「スウェーデン時代」の製作者)が輪に加わり、最後には一緒に写真を撮った。

話の中で、たまたま1989年ドルトムント大会のことになると、許紹発は「ああー、ドルトムント、ドルトムント」と思い出したくないというジェスチャーをした。
許紹発は英語を聞けないし話せないので隣の席のオーストラリアで卓球のプロモーターをやっているというFred Wooという人が通訳していたのだが、このときの許紹発のセリフだけは通訳なしでわかった。

念のために書いておくと、1989年ドルトムント大会というのは、中国男子団体が決勝でスウェーデンに0-5で負け、それから1995年天津大会で復活するまでの6年間のどん底時代の始まりの大会で、許紹発はそのときの男子チームの監督だったのだ。

ちなみに、許紹発はその後、中国国内で卓球の興行などのビジネスをすることを最初にやった人で、今も強大な権力を持っている(という今野さんの話だ)。
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※上記リンクは2015年4月時点のものです。