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ジャパンオープン・荻村杯2015

●U-21男子シングルス1回戦
シェルベリ(スウェーデン) 9、ー10、12、11 村松
張禹珍(韓国) 5、5、5 アングレ(フランス)
及川 5、10、ー7、ー9、9 何鈞傑(香港)
吉田 8、8、ー6、8 チュウ・ジェユー(シンガポール)
大島 8、6、9 ラーネフール(スウェーデン)
姜動洙(韓国) ー9、4、ー9、7、7 町
三部 6、ー5、ー9、11、13 廖振ティン(チャイニーズタイペイ)
金東賢(韓国) 6、8、ー7、ー2、7 坂根

U-21男子シングルス1回戦、兵庫県推薦の坂根翔大(育英高)が第2シードの金東賢(韓国)をあと一歩まで追い詰める健闘を見せた。昨日、チャイニーズタイペイの洪子翔を破る殊勲の星を挙げた左シェークドライブ型の坂根。金のパワードライブに押されながらも、第3ゲームからは相手のフォアを果敢に攻め、要所で混ぜるフォアの上回転サービスも有効だった。最終ゲーム、2ー4から6ー4と逆転して「また金星か?」と思わせたが、ここから連続ポイントを許して敗れた。

「こういう経験をさせてもらえて良かった。大きな自信になりました。去年の全日本ジュニアでベスト8に入って、もっと上を目指したいという気持ちが出てきた。まずは日本代表に入って、そして東京五輪を目指していきたい。ひとつずつのボールの質を高めていきたい」(坂根)。試合疲れや、過度のプレッシャーにプレーを乱す選手も少なくない中で、攻めのプレーを貫き、爽やかに戦い抜いた。

一方、第1シードの村松はシェルベリに苦杯。攻撃とカットのコンビネーションがもうひとつで、必殺の武器であるバックドライブもほとんど見られなかった。プラボールの影響か、対カットの打ちミスが各選手とも非常に少なくなっている。村松には明日の男子シングルス1回戦での巻き返しに期待したい。
  • 坂根、地元大会で抜群のプレーを見せた

  • 韓国期待の金東寅、逆転は許さず

  • 何鈞傑をゲームオールで破った及川、相変わらずのクレバーなプレー