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ジャパンオープン・荻村杯2015

●女子シングルス2回戦

丁寧(中国)
 6、3、5、−11、8    伊藤美誠(日本)
徐孝元(韓国) −9、9、−9、5、7、5  
福原愛(日本)
武楊(中国)  3、5、4、10       李皓晴(中国)

劉詩ウェン(中国) −5、10、9、6、9  姜華君(香港)



 世界チャンピオン丁寧に挑戦した伊藤は、丁寧のサービスに苦しみ、ラリーの主導権を奪えなかったが、開き直ったかのように4ゲーム目で積極的に仕掛け、ジュースで1ゲームを取った。5ゲーム目も7−7まで競り合ったが、最後はフォアを突かれ、8−11で落とし、敗れた。
「1ゲーム目から3ゲーム目までは打っても決まらなくて、4ゲーム目からはコースを考えて攻めるようになったら展開はよくなった。丁寧さんとは初めての試合で、もうすこしやれるとは思ったけれど、良い試合だった。丁寧さんは競った時にもっと強くなる感じ。それにサービス力がある。今日は50くらいの出来かな。もう1ゲームやりたかった。プロツアーがあと4大会あるのでひとつずつ頑張って9月の世界ランキングでリオ五輪に出られるようにしたい」(伊藤)。

 福原は2−1とゲームをリードしたが、徐々に徐孝元(韓国)のカットを攻めあぐみ、反撃され、ペースを崩された。
「戦術がうまくいかなかったのが一番の敗因。何度も対戦している相手だけど、自分のイメージと違う戦術を相手も使ってきた。相手の攻めるボールに対してブロックのミスが多かった。まだまだ大会は続くのでコンディションを整えて臨みたい。オリンピックに出るまでの1年前というのはいつも苦しい。私だけが苦しいわけじゃない。相手が誰であっても自分自身との戦いです」(福原)。
  • 伊藤、丁寧に挑むも1ー4

  • 福原にまたもカットの壁