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ジャパンオープン・荻村杯2015

●女子シングルス準々決勝
丁寧(中国) ー7、3、4、3、5 石川
劉詩ウェン(中国) ー6、ー9、ー11、7、1、7、7 武楊(中国)

石川は丁寧に敗れ、ベスト8。サービスからの3球目攻撃をビシビシ決めて、快調に1ゲーム目を先取したが、丁寧は第2ゲーム中盤からしゃがみ込みサービスを混ぜてリズムを変えた。レシーブでは深く切ったツッツキを持ち上げさせ、早い打球点のブロックからバック対バックのラリーに持ち込む。上回転のラリーになった時の丁寧の強さは圧倒的。ゆっくりと締め付けるように得点を重ねていった。

「出足はすごく良かったけど、途中から凡ミスが多すぎた。2ゲーム目からしゃがみ込みサービスを出されて、それも少しキツかった。しゃがみ込みサービスの変化自体がイヤというより、3球目攻撃威力があるので、プレッシャーが大きい。
 まだまだ実力不足です。攻めた時にはしっかり攻め切れる選手になりたい。大きいラリーを1本でも取れればこちらに流れが来る。また来週韓国オープンがあるので、それに向けてしっかり調整していきたい」(石川)

準決勝のもうひと試合は、劉詩ウェンが武楊に0ー3から逆転勝ち。武楊のカットを、早い打球点で正確に連打し、広角に攻める技術力に脱帽だ。
  • 石川、第1ゲームの出足は素晴らしかったのだが……

  • 丁寧のしゃがみ込みサービス