●男子シングルス準決勝
吉村 ー7、ー6、6、9、6、ー5、8 尚坤(中国)
マハル、尚坤を破って決勝進出。ついに頂点まであとひとつ!
1ゲーム目のラブオールで、いきなりバッククロスへの強烈なパワードライブを振り抜いた尚坤。スイングスピードの速さとボールのキレは抜群で、「1・2ゲーム目は相手のパワーにとまどった」と試合後の吉村。しかし、ゲームカウント0ー2とリードされてから、本来のアグレッシブな攻撃が戻ってきた。「3ゲーム目からは挑戦者として戦うことができた。サービスも途中から思い切って出すことができた」(吉村)。攻守の転換も非常に良くなり、3ゲーム連取で逆転。6ゲーム目は序盤で離されたが、最終ゲームは僅差のリードをサービス力で乗り切り、熱戦に決着をつけた!
勝利後のガッツポーズはややおとなしめ。まだ次がある。決勝の対戦相手は、樊振東対許シンの勝者だ。