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速報・現地リポート

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ジャパンオープン・荻村杯2015

U-21男子シングルスに出場した小学6年生の張本智和(仙台ジュニアクラブ)は、寥振ティン(チャイニーズタイペイ/上写真左)に1ー3で敗れた。寥振ティンの安定した両ハンドドライブを何本もブロックで止めたが、止めれば止めるほど寥の攻撃は威力を増してきた。3ゲーム目、「チキータでのレシーブは相手がやりやすそうだったので、ツッツキからブロックしてラリーに入るようにした」という作戦が当たり、このゲームを奪ったが、及ばず。

「バックで相手のフォアへ、ストレートに打つ攻撃が去年よりも良くなった」と試合後に収穫も口にした張本。序盤での劣勢から、「負けたら終わりなので、1本1本ミスをしないようにプレーした」と語ったが、ブロック主体のそのプレーはどこか苦しそうにも見えた。今は目先の勝利を追い求める時ではないのだから、思う存分暴れてもらいたい。張本は木造勇人(愛工大名電高)とのダブルスにも出場する。