●女子団体準決勝
中国 3-0 韓国
○朱雨玲 3、-7、-4、9、6 徐孝元
○丁寧 2、11、10 李ジオン
○木子 6、5、6 劉恩寵
トップの徐孝元にチャンスはあった。
果敢な攻撃でリードを奪い、朱雨玲の正確無比な両ハンドを狂わせる。
カットの変化も効いていて、徐孝元ペースで進んでいった。
しかし4ゲーム目、ここから朱雨玲の見事な修正力が光った。それまでミスが多かった両ハンドのブロックがピタリと止まり、徐孝元が捨て身の回り込みで放ったドライブもオープニングとなったフォアへしっかりブロック。
最後の最後で朱雨玲は崩れなかった。
中国との相性の悪さか梁夏銀はオーダーから外れ、二人の若手を起用。
見せ場は作ったがそれだけでは中国は倒せない。
次代の韓国を背負っていく選手への経験を優先させたようだ。
一方で中国は劉詩ウェンをまだ一度も起用していない。準決勝はベンチに入ったが、準々決勝は観客席で見ていた。
李皓晴が「どうしたの?」というような口調で聞いていた時に、劉詩ウェンは手首を指差して怪訝な顔。真相は不明だが、このまま起用されないのなら、個人戦への出場も危ないだろう。