●男子団体準決勝
日本 3-0 チャイニーズタイペイ
○大島 -6、8、7、-8、9 江宏傑
○吉村 7、5、8 廖振廷
○丹羽 4、5、8 王李中羿
荘智淵は出てこなかった。聞くと、肩の疲労がたまっていたというが、なおさら荘智淵のいないチャイニーズタイペイに日本は負けるわけにはいかない。
1番の大島は序盤に得意のチキータとフォア強打にこだわり、相手に待ちを外されたが、ブロックを1本入れたり、台上から攻めて持ち直す。
そこから打ち合いに持ち込むことで、大島の足を活かした強烈なドライブが光る。
江宏傑の攻守に振り回されながら丁寧なボールでつないで先取点を挙げた。
この勝利が試合を決定づけたと言っていいだろう。
「荘智淵がいないから少し張り合いがなかった。出てきてほしかったし、大島や吉村にやらせてあげたかった。大島は昨日出ていなくて、今日が初戦だったので出足はつまずいたが、途中から良いプレーができていた。丹羽も少しずつ良くなっている。
前回、決勝で中国にコテンパンにやれているので、なんとか頑張りたい。単発では丹羽が許昕に勝ったりしているし、その単発を集約した試合ができればと思っている。針の穴に糸を通すような試合をしないと中国には勝てない」(倉嶋監督)