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アジア選手権2015速報

決勝を振り返って村上監督はトップで流れをつかめなかったことを悔やんだ。
「愛は最高のスタートを切り、6-0リードまで良かったが、そこから逆転されて、チームとしても流れを持って行かれた。2番の伊藤は難しいと思っていたが、3番は力を出せば勝てるかなと思っていた。流れはうちにきていたけど、グイッと朱雨玲が持って行ったね。当然、実力が違うのでうまく流れをもってこないといけない。
 収穫は美誠が決勝までの相手に対し、寄せ付けずに勝利したこと。これからライバルになる選手に大きな舞台で勝てたことは大きい。美宇も大きな舞台でやれて、自信をつけている。石川が抜けて、戦力はダウンしているが、それでも決勝へ行けたのは日本が強くなっている証拠だと思う」(村上監督)

福原は
「1番の役割は団体の流れを作る人。いい流れで美誠につなぎたかったけど、悔いが残る試合になってしまいました。勝ちたい気持ちが強すぎて逆にペースを持って行かれた。決勝は食いが残る試合だったけど、良いプレーもあったので明後日からのシングルスとダブルスで良いプレーができるようにつなげていきたい」とコメント。

今大会、キャプテンに任命された福原。
選手の中でもいつの間にか最年長になり、チームのお姉さんになっている。
村上監督は「よくまとめている。キャプテンにして良かったと思う。任命したらすぐに藤井寛子にキャプテンの心得を聞きに行った」と太鼓判を押す。

伊藤と平野も「引っ張っていってくれるし、どんな場面でも大丈夫って言ってくれるから安心できる」と信頼を寄せる。
今回の日本チームの強さは、福原キャプテンが良い雰囲気を作っていたのは間違いない。
  • チームを団結させる村上監督

  • コートでもコート外でもチームを引っ張った福原