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アジア選手権2015速報

●男子シングルス4回戦
鄭栄植(韓国) 7、-8、-6、10、-13、6、3 大島

激しいラリー戦だった。しかし中・後陣の派手なラリーではなく、前陣でのバック対バックの打ち合い。バックの打球点の早い両者が意地の張り合いのようなバッククロスの応酬。
大島は優位にすすめて、点を取るが、鄭栄植は作戦変更でストップからのフォアフリックを混ぜていく。勝負を分けたのは台上だ。
「バック対バックではほとんど勝っていたけど、無理にストレートを狙ってしまって、ミスを重ねてしまった。そして相手がぼくのフォア前にストップしたボールに対して、ぼくがダブルストップしかできない。練習ではフリックもだいぶできるようになっているけど、大事なところだと一番自信のあるストップに頼らざるを得ない。そこの技術力は磨くしかない」(大島)

日本男子シングルスの最後の砦だった大島。過去に勝っている鄭栄植だっただけに、悔しい敗戦となった。
「ぼくはチャンスを取り逃し続けている。でもチャンスがくるということは実力がついている証拠だと思うから、チャンスをつかめるように頑張る」(大島)

男子ダブルスのメダル決定戦が残っている。また目の前にチャンスがきている。それをつかみにいきたい。
  • バックでは優位だった大島。台上に屈した

  • 気迫を全面に出して接戦を乗り切った鄭栄植