馬龍が棄権した山を勝ち上がってきたフィリピンのゴンザレス選手。
No.アラミヤンをストレートで破り、続くサウジアラビアの選手をフルゲームで倒し、ベスト16入りを果たした。
カットに攻撃やカーブロング、そしてポンと当てただけの粒高の釣り球など、引き出しが多く、見ていて楽しい選手だ。
ラケットをくるくると回して、いきなりバックハンドを打ってきたり、はちゃめちゃなプレーにNo.アラミヤンもたじたじだった。
彼の用具が気になり、話を聞いた。
ラケットはチェンディフェンダー
裏ソフトはブルーファイアM1ターボ
粒高はピラニアフォーミュラ-TECのOX
「スポンジがないほうが切れるし、変化がつくからこれを使っている。相手にミスをさせるのが一番だからね。
ブルーファイアはすごく硬いラバーだけど、ぼくはカットよりも攻撃を重視している。攻撃が一番やりやすいラバーがイイ。それでカットを練習すればいいんだ」(ゴンザレス)
カットマンはカットが軸とは言うが、彼は全くの反対で、攻撃が軸でその用具でカットをできるまで修練する。
逆転の発想の用具考は、参考になる人もいるだろう。