スマホ版に
戻る

速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

女子ワールドカップ仙台大会

 ゼビオアリーナ仙台では16時30分から、大会に出場する福原愛・石川佳純・劉詩ウェンの3選手による記者会見が行われた。

 ITTFのプロモーションマネージャー、マット・パウンドから「ホームタウンである仙台でワールドカップが開催されるのはどんな気持ちですか?」と尋ねられた福原。「仙台でワールドカップという大きな国際大会が開催されると聞いた時は、すごくビックリしたし、すごくうれしかった。ひとりの選手としても、仙台出身の人間としても、今大会をすごく楽しみにしています。仙台の皆さんの前で良いプレーができるように頑張ります」と抱負を語った。

 今日の午前中、福原はドイツのゾルヤやイバンチャンとともに、地元・仙台の東六郷小学校を訪問した。同小学校を訪れるのは2011・2012年に続き3回目。2012年に訪れた際にはロンドン五輪の銀メダルを持ち帰り、子どもたちは大喜びだったという。「今回は東六郷小のみんながミサンガを作ってくれて、すごくうれしかった。ラケットケースにつけて、パワーをもらいたい」(福原)。

 左太ももの故障でアジア選手権を欠場した石川は、「ケガでの大会棄権は初めてでした。すごく迷惑をかけてしまったし、自分自身も改めてケガや病気に注意しないといけないと思った」とコメント。「今は大丈夫です。しっかりトレーニングを積んで、リオ五輪まで気をつけていきたい」。難敵は多いが、前回の3位を上回る活躍に期待したい。「リオ五輪のアジア大陸予選代表に選ばれて、さらに気持ちも引き締まっている。ワールドカップという大きい大会でプレーできるのは、リオに向けても良い経験になるし、良いプレーがしたい」(石川)。

 女子ワールドカップでタイ記録となる4回目の優勝を狙う劉詩ウェンは、以前より表情が険しくなった印象(?)だが、会見では福原が隣席ということもあり、リラックスした表情。「石川選手と福原選手の印象、そして戦ううえで、気をつけているところを教えてください」という記者からの質問が飛んだ。戦ううえでの注意点については、ニヤリと笑いながら「ミィミィ」とコメントし、福原と石川は爆笑。「秘密(ミィミィ)」ということで、さすがに、簡単に手の内は明かせませんね。
  • 地元・仙台への想いを語った福原

  • 前回3位の石川、今大会でさらなる飛躍のきっかけをつかみたい

  • 福原とはたびたび笑顔で話していた劉詩ウェン