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速報・現地リポート

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女子ワールドカップ仙台大会

[グループ1]
鄭怡静(チャイニーズタイペイ) 8、7、5、5  レイ・ジャンファン(オーストラリア)
[グループ2]
メシュレフ(エジプト)
 -10、8、4、5、-4、12 杜凱琹(香港)
[グループ3]
フー・メレク(トルコ) -9、10、7、9、-4、10 チャン・モー(カナダ)
[グループ4]
P.ゾルヤ(ドイツ) -10、9、7、-2、2、3 クマハラ(ブラジル)

第1ステージ最初の4試合が終了。世界ランキング上位の選手が勝ち上がる中で、世界番狂わせを演じたのがエジプトのメシュレフ。世界119位の選手が、ちょうど世界ランキングが100位上の杜凱琹(世界19位)を破った。前腕をしならせ、手首の強さを感じさせる回転量の多い両ハンドドライブは、他の選手に比べるとかなり弧線が高く、浅く沈んだり、深く伸びたりする。この荒れ球が、杜凱琹の精密なプレーをくるわせた。第6ゲーム10ー9、11ー10のマッチポイントをしのがれ、11ー12と逆転されてから、ネットインを拾って逆転した精神力は見事。

もうひとり、素晴らしい身体能力を見せつけ、ゾルヤから2ゲームを奪ったのがブラジルのクマハラ。前後左右の揺さぶり、特にフォアからバックサイドに戻った時のバックハンドはまだまだ精度があまいが、アスリートとしての素質は一級品。フォアドライブの伸びと一発のパワーを見せた。まだまだ伸びしろがありそう。
  • メシュレフ、金星で第2ステージ進出へ大きく前進

  • 抜群の身体能力を見せたクマハラ

  • メシュレフ、笑顔でコーチとハイタッチ

  • 大物感を漂わせる杜凱琹だが、勝負に淡泊な試合が目立つ