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女子ワールドカップ仙台大会

●準決勝

劉詩ウェン(中国) 8、10、3、3 ゾルヤ(ドイツ)

石川佳純  –6、−9、8、6、13、5 リー・ジャオ(オランダ)

リー・ジャオが1ゲーム目を先取し、2ゲーム目、10−9でリー・ジャオがリードで、リーのタイムアウト。完全に前半勝負に賭けている。直後、石川のドライブをバックプッシュでストレートに抜いて、リー・ジャオは2−0とゲームをリードし、試合の主導権を奪った。

 3ゲーム目、出足から石川がリードを奪い、徐々に広げる。10−5から10−8となったが、最後はリーの打ちミスで、11−8で取り返した。

 4ゲーム目、4−2からフォアクロスでサイドを打ち抜く石川5−2。5−4からまたもフォアクロスが決まる。6−4、6−5、7−5、7−6、すばらしい両ハンドのカウンターが決まり8−6、サービスエースで9−6、11−6でタイに持ち込んだ。相手ボールにあわせるのではなく、積極的に得点を狙いにいった。

 5ゲーム目、リーがスタートが強攻を仕掛ける。1−4、エッジが2本続き、4−4と追いつく石川、5−4とひっくり返す。6−4、7−6、リーのバックプッシュが決まり、7−7、9−7からサービスエース10−7、リーのバックプッシュが2本続けて決まり10−8、10−9、10−10に追いつかれた。リーのバックストレートのプッシュがすごい。4本連取され10−11、11−11と石川が追いついたところで石川のタイムアウト。12−11、12−12、石川のロングサービスが決まり13−12。13−13、15−13と勝負のかかったゲームを手にした石川。息詰まるラリーに観衆も魅了された。

 勝利に王手をかけた6ゲーム目。石川のレシーブだが2−0と出足リード。リーのバックプッシュをフォアに飛びつきカウンターで打ち抜き3−0、4−0と一気に離す。5−1、9−1、9−3、10−4でマッチポイント、10−5、最後はサービスエースで11−5で石川は見事な逆転勝ちを決めた!
  • 石川佳純、女子ワールドカップで日本勢初の決勝へ!

  • リー・ジャオ、終盤はさすがに動きが落ちたか

  • 石川、ベンチで陳莉莉コーチと抱擁

  • 別格の強さを見せる劉詩ウェン、4回目のVに王手