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女子ワールドカップ仙台大会

● 3位決定戦
ゾルヤ(ドイツ)
−7、−6、2、8、10、8 リー・ジャオ(オランダ) 

 それは準決勝の再現ビデオのようだった。スタートから一気にたたみかける攻守を見せたリー・ジャオ。しかし、そこから若手、21歳のゾルヤが追い上げる。42歳のリー・ジャオには疲れもあったかもしれない。
 3位のゾルヤ、試合後のコメント「馮天薇、福原、そしてリー・ジャオという3人のトップ選手に勝てて、今とてもハッピーです。日本は3回目、ここ仙台が福原の故郷というのも知っているけど……日本は3回目だけど、大好きな国。またここに戻ってプレーしたい。ありがとう」
 ヨーロッパではヨーロッパ選手権で優勝したサマラ(ルーマニア)がいるが、今回のゾルヤの活躍は低迷するヨーロッパ卓球界に一筋の光を見いだす結果となった。
 また負けたとはリー・ジャオのプレーは素晴らしいものだった。「卓球は私にとって仕事だからプレッシャーさえもコントロールするのよ」と昨日、ミックスゾーンで語った。年齢を感じさせない反応の速さ、バックプッシュとフォアドライブのコンビネーションは芸術の域だ。
  • ヨーロッパ女子に頼もしい若手が現れた!

  • リー・ジャオ、中盤からは完全に息切れ…

  • 試合後のインタビューもしっかりこなした