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世界卓球クアラルンプール大会速報

 現地時間13時からの試合には、中国男子が登場し、ギリシャと対戦。トップの許シンがクレアンガに、3番樊振東がカットのギオニスにともに1ゲームを落とすなど、まだ「感覚の調整」がメイン。2番張継科もゲームポイントを奪われるなど、本来の調子からすれば40〜50%という感じか。

 世界チャンピオンの馬龍を外した初戦のオーダーは、「馬龍は当確、リオ五輪に向けて残り3人の最終試験」という意図を感じる。昨日、劉国梁総監督は「第一の目標はタイトルを守ること、第二の目標はオリンピックの代表選手たちは世界戦で鍛えること」と述べている。馬龍、張継科、許シン、樊振東のビッグ4のうち、どの3人が選ばれるか。劉国梁監督のコメントも拾いながら、今大会はその点にも注目したい。

 下写真はDa.ハベソーンの代役として、直前にエントリーされた03年世界チャンプのシュラガー。「ITTFレジェンドツアー」に活躍の場を移しているが、まだまだフォアのパワードライブには威力と切れ味がある。
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  • ちょっと若返った? まだまだスイングは鋭いシュラガー