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世界卓球クアラルンプール大会速報

 男子グループA、すでに日本男子の試合も始まる中、3時間半を超える大熱戦となった北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)とチャイニーズタイペイの一戦が決着。ラストでチェ・イルが江宏傑に1ー2から逆転勝ちした北朝鮮が勝利をおさめた。

 前回は準々決勝で韓国を破り、銅メダルを獲得したチャイニーズタイペイだが、今大会は大黒柱の荘智淵が故障で欠場。この北朝鮮戦も、陳建安が2点を奪ったものの、江宏傑がリードしてから守りに入るプレーが多く、痛恨の2失点。ボールセンスは抜群であるだけに、勝負に対する淡泊な姿勢が惜しまれる。中国と同じブロックに入り、これからオーストリアやギリシャなどの難敵も待ち構えるチャイニーズタイペイ。決勝トーナメント進出に暗雲が立ちこめる一敗だ。

左写真はトップで江宏傑を下したパク・シンヒョク、右写真は江宏傑