男女グループDでともに同じグループに入った韓国と香港。今日、朝10時からのグループ最終戦で、隣のコートでこの2チームが相まみえた。
男子は前半を終えて1ー1となり、3番鄭栄植と唐鵬の一戦がキーマッチ。鄭栄植は相当ナーバスになっていたが、バックサービスを主体とする新スタイルで、バック対バックで唐鵬を上回り、僅差の勝利。4番朱世爀と黄鎮廷は、カットとペンドラの華々しいラリー戦が繰り広げられたが、朱世爀が豪打を何本でもしのぐ鉄壁の守備を見せた。黄鎮廷、球威はあるが、少しコース取りと前後の揺さぶりがワンパターンだったか。
一方、女子は香港が韓国を破った。香港の若手ふたり、杜凱琹と李皓晴はカット打ちが苦手。トップで杜凱琹が徐孝元に完敗し、ラスト李皓晴対徐孝元に持ち込まれていたら、香港に勝機は薄かっただろう。しかし、韓国はナーバスになった感のある梁夏銀がまさかの2敗。3番では左腕の朴英淑が姜華君に競り負け、層の薄さを突かれて香港に1ー3で敗れた。
これで男子グループDは韓国、女子グループDは香港が1位通過となった。
●男子グループD・第5戦
〈韓国 3ー1 中国香港〉
李尚洙 8、ー9、ー4、ー11 黄鎮廷○
○朱世爀 5、2、3 何鈞傑
○鄭栄植 8、ー7、ー7、13、8 唐鵬
○朱世爀 ー6、6、13、ー9、4 黄鎮廷
●女子グループD・第5戦
〈中国香港 3ー1 韓国〉
杜凱琹 ー7、ー4、ー9 徐孝元○
○李皓晴 7、ー4、ー9、7、8 梁夏銀
○姜華君 8、ー8、11、5 朴英淑
○杜凱琹 6、8、ー8、1 梁夏銀