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世界卓球クアラルンプール大会速報

●男子決勝トーナメント1回戦
 〈ポルトガル 3ー0 北朝鮮〉
○モンテイロ 10、ー8、ー9、9、6 パク・シンヒョク
○フレイタス ー8、ー10、5、8、8 チェ・イル
○アポローニャ 12、9、4 カン・ウィフン

 〈イングランド 3ー2 ポーランド〉
○ドリンコール 7、ー9、8、7 ワン・ツォンイ
○ピチフォード 8、7、ー10、ー9、9 ディヤス
 ウォーカー ー14、ー13、6、6、ー4 ゴラク○
 ピチフォード ー9、5、ー10、ー7 ワン・ツォンイ○
○ドリンコール ー11、6、12、11 ディヤス
 
 男子決勝トーナメント1回戦の2試合が行われ、ポルトガルとイングランド、ヨーロッパの2チームがベスト8に進出した。
 
 ドリンコールがトップとラストで2勝したイングランドは、ベスト4に入った83年東京大会以来、実に33年ぶりのベスト8。シェークバック粒高のプリーンや、黒人選手のダグラスが活躍していた頃だ。ドリンコールは強打で中陣に下げられてもよく粘り、ラストのディヤス戦は第4ゲーム12ー11からエッジボールをねじ込んで勝利をつかんだ。ここまで素晴らしい活躍を見せていたディヤスだが、最後は世界戦の厳しさを体感した形だ。
 
 北朝鮮をストレートで破ったポルトガルは、前回大会に続いてベスト8進出。ここまで精細を欠いていたエースのフレイタスが、第3ゲームからようやく中陣での動きの良さ、当たれば入るフォアハンドが戻ってきた。エースの復活で、ベンチも一気に活気づいてきた。

 準々決勝で、ポルトガルは韓国、イングランドはフランスと対戦する。どちらも好ゲームが期待できるだろう。
  • ドリンコール、最後まで集中力の高いプレー

  • フレイタス、ようやく片目が開いたか

  • 歓喜を分かち合うイングランドチーム