〈日本 2ー0 ドイツ〉
○伊藤 3、7、ー7、10 ヴィンター
○石川 7、9、ー9、7 ゾルヤ
福原 対 ジルベライゼン
伊藤 対 ゾルヤ
石川 対 ヴィンター
日本、2番石川がゾルヤに昨日のリベンジ!
大きな2勝目!
不用意に仕掛けて、両ハンドのラリー戦に持ち込まれると不利になると、石川は台上では徹底してストップ、相手のストップにもひたすらストップで返し、ゾルヤの焦りを誘う。プレッシャーが増したのか、ゾルヤも先ほどの韓国戦に比べると明らかに動きが硬く、凡ミスを連発。バックハンドでも強打ではなく、ミドルに緩急をつけて送球する我慢、我慢のラリー展開で、石川が2ゲームを連取する。
流れが変わったのは第3ゲーム6ー1の場面。石川はミドルへのロングサービスから、回り込み強打がオーバーミス。これでゾルヤが息を吹き返し、8ー4から8ー9と逆転され、このゲームを落とす。
しかし、第4ゲーム2ー5の場面で、再び流れは変わる。勢いを増してきたゾルヤが、ラリーからフォアドライブをイージーミス。この1本で流れがまた石川に傾き、石川が7ー5と逆転。9ー7、10ー7でマッチポイントを握り、11ー7で勝利。
勝利の瞬間、二度、三度と飛び跳ねた石川。これで日本、勝利に王手!