●男子シングルス1回戦
馬龍(中国) 6、4、6、11 村松
水谷 4、6、5、9 M.カールソン(スウェーデン)
李尚洙(韓国) 4、8、6、ー10、8 大島
許シン(中国) 4、3、2、6 神
男子シングルス1回戦もスタート。世界ランキング5位の水谷隼は、右シェークフォア表のM.カールソンを自在な攻守で攻略し、危なげなく2回戦に進んだ。
世界ランキング1位の馬龍に挑んだ村松は、粒高から表ソフトに戻したバックカットの変化でミスを誘う場面もあったが、馬龍はとにかく堅実かつ質の高いプレーを見せた。「負けてもともとなので、思い切りやろうと思ったけど、オーラがあって最初から押された感じです。ボールの回転量がすごかったし、あとは手堅いなと思いました。こちらが凡ミス5本、向こうが凡ミス1本という感じで、それだけで得点が離されていた。もっと向かっていくべきなのに、気持ちが向かっていけなかった」(村松)。
昨日、張本を4ー1で破って決勝トーナメントに進んだ大島は李尚洙に敗れた。ともに身体能力の高い右シェークドライブ型だが、中陣で大きく動ける大島に対し、前陣での動きの速さと切れ味は李尚洙が一枚上。大島のチキータも狙い打たれ、勝機をつかめなかった。神は許シンの中陣んでのしのぎに苦しみ、少しでもあまいボールはカウンターで狙われた。