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ジャパンオープン・荻村杯2016

●男子ダブルス準々決勝
馬龍/許シン(中国) 6、ー10、8、8 丹羽/吉村
荘智淵/黄聖盛(チャイニーズタイペイ) 7、10、9 鄭栄植/李尚洙(韓国)

丹羽/吉村は馬龍/許シンに1ー3で敗れた。ふたりの調子は決して悪くなく、吉村が背面打ちを決めて会場をどよめかせる場面もあったが、最後は惜しいミスが出た。「最近ダブルスの練習が少ないので、連係でのミスが多く出た。相手に連続得点されている時にもっと落ち着いてプレーしたい。相手もあわてていたんですけどね」(倉嶋監督)。

単複ともに敗れ、ジャパンオープンを終えた丹羽は状態が心配だ。5週間のNT合宿でフットワーク練習や多球練習をやり込み、今大会に乗り込んできたが、この選手の強さは練習をやり込んで築くというより、もっと本能的、感覚的なもの。「世界選手権が終わってから国際大会でも勝てない時期が続いて、そうすると自信もなくなっていく。もうリオ五輪まで試合で自信をつける時間はないので、練習をやり込んで自信をつけたい」と語ったが……。「今日は最後に自分の試合が1台だけ残って緊張した」とコメントした丹羽。ロンドン五輪のリベンジに燃える男は、リオの大会本番で目覚めるのか?