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ジャパンオープン・荻村杯2016

●男子シングルス2回戦(ベスト8決定戦)
馬龍(中国) 10、10、6、6 鄭栄植(韓国)
水谷 5、8、ー10、14、9 吉村
黄鎮廷(香港) 6、7、8、10 李尚洙(韓国)
許シン(中国) 9、ー1、7、4、7 方博(中国)
張継科(中国) 9、5、9、ー7、7 林高遠(中国)

1回戦に9人の日本選手が出場した男子シングルス。1回戦と2回戦を勝ち抜き、ただひとりベスト8に勝ち残ったのはやはりこの男、水谷隼だった。吉村との同士討ちを4ー1で制した。

水谷は男子シングルスのシード権を争うレースのまっただ中。吉村としても全力で真剣勝負を挑むシチュエーションではない。台上でのサービス・レシーブからの厳しい攻防は少なく、台の横からボールを打ち合ったり、フォアドライブの派手な打ち合いが続く展開になった。
 それでも水谷は試合後、「同士討ちはすごくやりづらい。気にしないようにしていたけど、国際大会では特に嫌ですね。勝つことができてホッとしています」と日本勢同士の試合の難しさを語った。「先にバックドライブを振らせてカウンターを狙って、うまくラリー戦に持ち込むことができた。ただ、台の弾みとか湿気を考えすぎて、集中しきれなかったのは反省点です。明日は馬龍との対戦なので、今日みたいなプレーじゃ勝てない。最近調子は良いので、この調子の良さを見せつけたい」(水谷)。
  • 水谷、きっちりベスト8まで進むのはさすがだ

  • 吉村、敗れるも手応えを感じた様子

  • 後輩の林高遠に完勝した張継科