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ジャパンオープン・荻村杯2016

 U-21男子シングルスで、史上最年少優勝を果たした張本智和。表彰式の後、ミックスゾーンに現れた時には声がすっかり枯れていた。それだけ声を出し、拳を固め、12歳の少年は戦い抜いた。初戦で第1シードの何鈞傑(香港/リオ五輪団体代表)を下すと、木造勇人、出雲卓斗という先輩プレーヤーを連破し、準決勝でリオ五輪代表のカルデラノ(ブラジル)にも勝利。そして決勝で、昨年のインターハイチャンプの三部航平にストレートで完勝した。

まさに圧巻の勝ちっぷり、大会序盤の話題を独り占めした格好だ。以下は張本の優勝コメント。
 
「大会前には決勝まで行きたいと言っていたけど、本当に決勝に来られるとは思っていなかった。目標はベスト4かベスト8、ベスト4でもちょっとできすぎかなと思っていました。U-21での最年少優勝は、昨日聞いてちょっと意識したけど、今日の試合が始まればいつも通りだった。
 試合の開始時間が延びて、待たされた分、出足が絶対大事になると思ったし、そこで離すことができたのが勝ちにつながった。ワールドツアーで表彰台に立つのは初めてだったので、うれしかったです。今日は1試合しかないので、この試合(決勝)には絶対勝つつもりで、試合前の練習もいつも以上にやりました。
 今大会では格上の選手にたくさん勝って決勝まで来られて、優勝して、成長することができたと思う。今年は全中や全日本ジュニアでの優勝が目標、そして将来的には東京五輪で金メダルを獲りたい」(張本)
  • フォアハンドの攻撃力が増し、手数も増えてきた

  • U-21女子優勝のツォンと表彰台で「自撮り」