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ジャパンオープン・荻村杯2016

●女子ダブルス決勝
丁寧/李暁霞(中国) 7、7、9 劉詩ウェン/朱雨玲(中国)

中国勢同士の対戦となった女子ダブルス決勝は、昨年の世界選手権・女子ダブルス決勝と同じ顔合わせ。世界選手権では2位に終わった丁寧/李暁霞がストレート勝ちで優勝を決めた。

世界選手権の時は、劉詩ウェン/朱雨玲が速さで上回っていた印象があったが、この女子ダブルス決勝では丁寧/李暁霞もあまり台から下がらず、相手ペアのカウンターをさらに待ち受けてカウンターで狙うなど、より向上したコンビネーションを見せた。第3ゲームの1ー0で、李暁霞がレシーブドライブでラケットを台にぶつけ(この試合で2回目)、ラバーを破損してスペアラケットと交換するひと幕もあったが、試合の流れは変わらず。劉詩ウェン/朱雨玲は、朱雨玲に強打のミスがやや多かった。

リオ五輪団体戦では、この丁寧/李暁霞ペアが中国女子のエースダブルスになりそうだ。ロンドン五輪の男子団体戦で、中国男子が大会前半のシングルスに出ていない馬龍をシングルス2点で起用したように、リオ五輪の女子団体戦では、主に劉詩ウェンがシングルス2点で使われるのではないか。選手層の厚い中国だからできる選手起用だが、消耗度を考えてもそのほうが合理的だ。
  • 力強い両ハンドが猛威をふるった丁寧/李暁霞

  • チキータで先手を取りにいきたかったが……

  • ラケットを台にぶつけ、丁寧が「あー」という顔

  • 2度目はアウト。李暁霞が審判に見せたくない顔