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2016世界ジュニア選手権大会速報

●女子団体第2ステージ
〈日本 3ー0 アメリカ〉
○平野 4、6、7 エミー・ワン
○伊藤 ー9、6、9、3 クリスタル・ワン
○早田 7、7、4 グレース・ヤン

日本女子、アメリカには3ー0で完勝。2番伊藤が第1ゲームを落としたものの、これはより厳しいボールを打つための「調整」のようなもの。ベンチにもまったく慌てる様子はなかった。

トップできっちりストレート勝ちを収めた平野は、「ちょうど良い緊張感でしたし、一番で良い流れを作ることができたので、1番としても初戦としても良かったんじゃないかなと思います。ジュニアの子とやるのは、ワールドツアーに出るのとはちょっと違う感じですけど、もう世界ジュニアも3大会目なので、チームを引っ張っていけるように頑張りたい」と心強いコメント。エミー・ワンのよく切れたバックツッツキにミスが出る場面もあったが、危ない雰囲気はまったくなかった。「今大会の目標は、団体は中国に勝って日本が優勝すること。4種目全部出るので、ひとつでも多くの種目でタイトルを獲りたい。ハードですけど、頑張ります」(平野)。3番早田も、右シェークフォア表ソフトのグレース・ヤンを相手に要所を抑え、スムーズに世界ジュニアデビューを飾っている。

「全体的に考えたら、100%の中で80%くらいの良い試合をしてくれたと思います。本当はABCを取りたかったのがXYZになってしまったけど、美誠を相手のエースに当てるオーダーだった。
平野はいつも結構緊張するけど、1番で良いスタートを切ってくれましたね。美誠は1ゲーム目は必ず厳しいパターンになるし、そのとおりだったけど、第2ゲーム以降は自分の流れに持って来れたことをほめてあげたい。3番の早田は今回世界ジュニアが初めてですけど、自分の持ち味であるフォアハンドのパターンがすごく良かった。このままで行けば良い成績が出せると思います。美誠がすごく明るくて、遅れて現地に入った影響は感じられない。私も心配していたけど、全く問題ないですね」(呉光憲監督)

日本、続いて現地時間の14時半(日本時間21時半)からチャイニーズタイペイと対戦する。
  • さらに威力を増した平野のサービス

  • 平野と対戦したエミー・ワン

  • アメリカの監督は元中国代表の高軍

  • 「1番2番でひらみう(平野)と美誠が勝ってくれて、プレッシャーなく戦えた」と早田