●女子団体第2ステージ
〈日本 3ー0 チャイニーズタイペイ〉
○伊藤 8、9、8 陳映蓁
○早田 3、1、6 呉憶樺
○平野 5、5、2 蔡育勤
アメリカより実力は確実に上のチャイニーズタイペイを、日本女子が一蹴!
トップ伊藤はアメリカ戦の第1ゲームと同様、ミスも出るのだが、前陣でのブロック・カウンターが決まれば相手はなす術なし。1ゲームに8点取られようが、9点取られようが、試合の主導権を握るのは常に伊藤。陳映蓁の会心の当たりはほとんどなかった。2番早田も右シェークドライブ型の呉憶樺に対し、強烈なフォアのパワードライブを連発して快勝。
3番平野は、カットの蔡育勤に対して時にネットミスも出たが、力強さを増したドライブで最後まで押し切った。第3ゲームは10ー0でのマッチポイントとなり、平野がフォアフリックをわざとミスして相手に1ポイント与える場面も。全体的にタイペイは日本に対して戦意が薄く、ベンチにも緊迫感がなかった。日本女子、労せずして準々決勝へ。