●男子団体準々決勝・日本戦以外の3試合
〈チャイニーズタイペイ 3ー0 フランス〉
○林昀儒 9、4、8 セイフリード
○黄建都 6、6、5 カサン
○馮翊新 ー6、12、ー9、8、5 ベルトラン
〈韓国 3ー0 ルーマニア〉
○安宰賢 8、7、ー6、7 プレテア
○趙勝敏 9、7、4 シポシュ
○金大宇 9、ー9、10、ー20、4 マノレ
〈中国 3ー0 ベルギー〉
○徐海東 3、6、5 クヌーデ
○于何一 6、7、6 ドヴォス
○徐英彬 4、5、ー7、6 ダルシス
男子団体準決勝、日本戦以外の結果は上記のとおり。男女とも、団体はベスト4をアジア勢が独占。日本、中国、韓国が男女ともベスト4に入り、男子はチャイニーズタイペイ、女子は香港がベスト4という結果になっている。
フランスはトップで敗れ、2番カサンに巻き返しの期待がかかったが、試合の序盤から「トスする前、ボールが手のひらの中央に乗っていない」とフォルトを取られ、審判に食ってかかるひと幕も。世界ジュニアでのサービスの判定が厳しいのは例年のことながら、審判によってその基準がまちまちなのは、選手としては何とも対応が難しい。試合をずっと観ていると、判定が特に厳しい審判が何人かいる。カサンは完全に集中力が切れ、試合後はゼッケンを投げ捨てた。
韓国はやはりエースの趙勝敏が強く、ルーマニア戦もシポシュに快勝。中国男子はベルギーを完封。2番于何一、3番徐英彬はともに右シェークドライブ型で、チキータからの高速バック連打、ストップから一発のパワードライブという、「馬龍タイプ」のプレーヤーだ。準決勝の韓国戦、中国といえども楽な戦いではないだろう。