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2016世界ジュニア選手権大会速報

日本男子チームの中で、決勝トーナメントでは出場機会がなかった龍崎東寅。「ルーマニア戦3番でのプレーがあまり良い内容ではなかったので、団体のメンバーは絞らせてもらった」(田㔟監督)。短期決戦の世界ジュニアでは現実的な判断だった。そして田㔟監督は決勝後、龍崎にも感謝の言葉を述べた。「今回龍崎はチームのキャプテンにしたんです。一番年上でも年下の選手のことも考えながらサポートしてくれたし、ベンチで一生懸命応援してくれた。シングルスではアイツが活躍してくれることを期待したいと思います」。

龍崎も「試合に出られないなりに、応援とか選手のサポートはしっかりできたと思います」と語りながらも、「うれしいですけど、正直悔しい面もある」と本音をのぞかせる。
「個人戦でその悔しさを晴らしたいし、メダルを獲りにいきたい。ルーマニア戦はあまり自分の思うようなプレーができず、気持ちも入らないまま終わってしまった。反省する点が多かったです。調子はだいぶ戻ってきたので、団体戦の反省を踏まえて、シングルスに向けてしっかり仕上げていきたいです」(龍崎)。

フォアハンドの一発ドライブの威力は抜群。昨日の混合ダブルスでは加藤美優とのペアリングで、2試合とも完勝で勝ち上がった。シングルスでの巻き返しに期待だ。
  • 写真左から2番目が龍崎キャプテン

  • 加藤美優と組んだ混合ダブルスでのプレー