日本女子チームの選手4名、男子チームの龍崎選手、張本選手、コーチの皆さんと編集部タローは、ドバイでの乗り継ぎを経て、無事にケープタウンに到着。海が近いせいか、街にはずっと強い風が吹き付けているが、季節は初夏ということもあり、過ごしやすい。アフリカの最西端、思えば遠くへ来たものだ……。
ケープタウンでの入国審査は、書類は揃っているとはいえヒヤヒヤもの。ドイツから入国できた松山選手と木造選手も、入国手続きには相当時間がかかり、「これでダメだったら一度帰国か」というかなりの緊張感だったそう。他にも現地入りが遅れているチームがあるそうで、この18歳未満の出入国に関する南アフリカの規定、なかなか厄介なものだ。
しかし、これで日本選手団は全員がケープタウンに集結。現地時間7時からウェルカムパーティが開催されたが、日本女子はすぐミーティングを行っていた。
今大会が行われるグランドウエストは、カジノやホテル、アミューズメントパークなどのある複合施設。会場も体育館ではなく、イベントホールという感じ。選手たちは会場に隣接したグランドウエストのホテルに泊まり、大会スポンサーはグランドウエストを運営するサンインターナショナル。この施設から外に出ずに帰国する選手も多いだろう。街が広いこともあるが、治安上もどこでも出歩ける街ではない。
日本選手は明日の団体第1ステージは試合はなく、明後日の第2ステージから登場。明日はゆっくり調整してもらいたい。