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2016世界ジュニア選手権大会速報

●女子シングルス3回戦
平野 5、9、5、8 トリゴロス(ベラルーシ)
石洵瑶(中国) 5、ー4、6、ー8、8、6 蘇慧音(香港)
金智淏(韓国) 11、ー10、ー5、8、11、7 クリスタル・ワン(アメリカ)
加藤 ー9、7、4、ー4、8、5 劉煒珊(中国)
孫芸禎(中国) ー11、8、2、5、4 チェルノレイ(ロシア)
麥子詠(香港) 7、8、ー7、7、8 A.ディアス(プエルトリコ)
ディアコヌ(ルーマニア) 9、7、10、ー4、8 マラニナ(ロシア)
金裕珍(韓国) 2、5、5、ー6、9 ザリフ(フランス)

●男子シングルス3回戦
張本 9、8、9、ー9、ー8、ー4、11 徐海東(中国)
カサン(フランス) 7、8、3、ー9、2 趙大成(韓国)
安宰賢(韓国) 8、7、ー9、ー9、5、8 キム・ソングン(韓国)
楊碩(中国) ー9、9、6、ー5、9、3 ヨルジッチ(スロベニア)
呉柏男(香港) 6、13、ー7、8、ー4、9 シポシュ(ルーマニア)
黄建都(チャイニーズタイペイ) 4、ー7、10、ー6、4、8 ベルトラン(フランス)
ヒップラー(ドイツ) 8、5、ー10、ー9、ー7、9、5 シフエンテス(アルゼンチン)
趙勝敏(韓国) ー9、8、11、ー8、4、7 徐英彬(中国)

やったぞ日本、女子シングルスで加藤が劉煒珊、男子シングルスで張本が徐海東と、中国の団体戦の主力メンバーを沈め、ベスト8に進出した!
女子シングルスでは平野も第1シードを守ってベスト8入り。日本勢は3名が夕方から行われる準々決勝に駒を進めた。

女子シングルスで劉煒珊を破った加藤は、劉のしゃがみ込みサービスを苦にせず、逆にフォアサイドへ曲がっていくしゃがみ込みサービスを有効に使った。序盤は少し台から距離を取って劉の攻撃をしのぎ、フォアサイドへ強打される展開が多くなると、より早い打球点で劉を振り回した。

そして張本は、アジアジュニアチャンピオンの徐海東に劇的な勝利。第1ゲーム、10ー8のゲームポイントから10ー9となったところでベンチに入った父・張本宇さんがタイムアウト。ここを11ー9としてい一気に3ゲーム連取。徐海東の裏面連打をうまくバックサイドに詰めてペースをつかんだが、徐海東も張本のフォアサイドにボールを集め、試合は最終ゲームへもつれた。

最終ゲーム、張本が7ー2、8ー4とリードしながら8ー8に追いつかれる。徐海東のフォアに飛ばしたボールも驚異のフットワークで返球され、9ー10の窮地。しかし、ここから10ー10に追いつくと、12ー11で迎えた二回目のマッチポイントで、フォアに来た徐海東のドライブをバックハンドでたたいた。勝利を決め、大きくジャンプした張本。試合後、茫然自失の表情でコートに座り込んだ徐海東。日中両国のエースは明暗を分けた。

中国はすでに女子2選手、男子3選手がシングルスで敗退。今大会の中国代表はベストメンバーとは言えないが、大会の勢力図は大きく動きつつある。

  • 加藤、ベンチでの喜びは意外に控えめ?

  • 劉煒珊のしゃがみ込みサービスは加藤に通じず

  • 「ハリバウアー」を連発した張本!

  • 徐海東との激戦を制してこの表情

  • 徐海東はベンチ前で座ったまま、動けず