競り合いながら最終ゲームにもつれた佐藤瞳(ミキハウス)対牛嶋星羅(日立化成)のカット対決。途中から促進ルールになったが、最後は佐藤の粘りと攻撃が牛嶋を制した。
牛嶋は涙を流しながら気丈にコメントを発した。
「小学生の頃頃からやってきて今まで一度も勝ったことのない相手で、組み合わせを見た時から勝ちたいと思っていたのですごく悔しい。全日本は最後まで何があるかわからないから、リードした時も油断してはいけないし、リードされても絶対追いつけると思ってやったのに・・・。
相手が最初に打ってきたら打たせて、5ゲーム目から相手が打たなくなってきたので、促進ルールになったほうが自分にはチャンスがあると思った。5ゲーム目6-0から6-6に追いつかれたけど、そのゲームを取れたのは良かった。相手はリードされてからが強かった」
●女子シングルス5回戦(ランク決定戦)
佐藤瞳(ミキハウス) 6、-7、6、-9、-11、2、8 牛嶋星羅(日立化成)