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平成28年度全日本選手権速報

丹羽、吉村というリオ五輪メダリストたちが次々に姿を消す中、順当にベスト8に入った水谷が会見でコメントをした。
 「若手の活躍が目立っていますね。ボールが変わって、ある程度の波乱は想定していました。今日のシングルスは100点です。ダブルスはまだ競ってないので、このままオール3ー0で優勝したい。明日のシングルス準々決勝は木造ですが、正直上がってくるとは思っていませんでした。ジュニアチャンピオンだし、前回対戦した時はぼくも良いプレーをしたけど、競り合いになったので気が抜けない。伸びてきている選手なので決勝戦のつもりで戦いたい。彼はすごく向かってくると思うので、それに負けないようにしたい」

 また、ボールが違う海外と国内の試合の両立についての質問には
「ぼくは引き出しがすごく多いので、いろんな選手に対応できる。対応能力が他の選手とは違うかな。いろんなリーグでやってきた経験値も違うと思う。大逆転負けも何度も経験しているから、リードしてからの戦い方などもわかっている。負けてても勝つために自分がどうやればいいのかを考えられるので、経験が生きているのかなと思います」(水谷)

他の選手が接戦を苦しみながら勝ち上がる中、ひとり余裕のスコアの水谷。史上初となる9度目の優勝に待ったをかける選手はいるのか。