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平成28年度全日本選手権速報

●女子シングルス準々決勝
石川佳純(全農) 7、9、5、6 三宅菜津美(中国電力)

女子シングルス準々決勝、石川佳純は1歳年下の三宅をストレートで退けた。序盤はサービスもレシーブもコントロール重視、レシーブからの展開では無理に仕掛けずにラリー戦で得点を重ね、3ゲーム目からはエンジン全開。「まず三宅さんのスピードについていって、それから変化をつけていく戦い方だった。今日は4ゲーム目、挽回されて9ー6になった場面でサービスを出す位置を変えて、3球目攻撃で得点できたのが一番良いプレー。ラリーの中でも打球のタイミングを変えていくことを意識しました。試合の中での戦術転換と体の切れ、そして読みがよくなっている」(石川)。序盤で受け止め、中盤で押し込み、終盤でダメ押し。隙のない戦いぶりだった。

★三宅菜津美の準々決勝後のコメント

「去年ベスト64で今年はベスト8に入れたので、すごい自信になったが、まだまだやるべきことが多く、サービス、レシーブなど、もう少しつめてやっていく必要がある。
 (石川戦は)相手が強いので、戦術よりも雰囲気に呑まれないよう、自分のプレーをすることを心がけた。(6回戦で勝った)小道野さんは同級生で昔からよく知っている相手。接戦にはなったが落ち着いてプレーできた。
 今回、ノーシードから勝ち上がってきたが、3回戦の出雲さんとの試合で1-2の0-3から逆転できて、そこから自分のプレーをすることができた。今大会、いつもと変わらず、落ち着いて自分のペースでプレーできたのが良かった」