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2017世界卓球デュッセルドルフ大会速報

●女子シングルス3回戦
伊藤 6、2、8、9 蘇慧音(香港)
平野 8、ー8、10、7、5 陳思羽(チャイニーズタイペイ)
サマラ(ルーマニア) ー5、ー8、7、8、ー4、8、8 佐藤

女子シングルス3回戦、伊藤と平野は会心のプレーで勝ち上がったが、佐藤はルーマニアの左腕サマラに惜敗。ヨーロッパチャンピオンの実績もある相手に対し、連続スマッシュもロビングでしのぎ、低く切れたカットで盛り返す粘りのプレーを見せた佐藤。幸先良く2ゲームを先取したが、サマラの猛攻に強化していた攻撃が出せなかった。観客を魅了した素晴らしい一戦だったが…。

試合後、涙を見せた佐藤は「リードしていて、最後勝ちきれなかったのがすごく悔しいです。相手は要所で勝負にきていたのに、自分は勝負しなければいけない時に守りに入ったり、相手のミス待ちになってしまったのが大きな差だった。攻めるとしたらサービスからなんですけど、サービスのあまさや自分の攻撃力不足が出てしまった試合だと思います」と語った。
  • 拾って拾って、拾いまくった佐藤だが、僅差で勝利を逃した

  • しつこかったサマラの攻め。さすがの集中力

  • 絶好調モードになってきた伊藤。「本当にスッキリしました」とコメント

  • 平野の攻めも速さを増してきた