速報・現地リポート

トップニュース速報・現地リポート

2017世界卓球デュッセルドルフ大会速報

●混合ダブルス準々決勝
吉村/石川 11、3、5、ー8、6 李尚洙/梁夏銀(韓国)
方博/ゾルヤ(ドイツ/中国) 11、5、ー9、8、10 M.カールソン/エクホルム(スウェーデン)
陳建安/鄭怡静(チャイニーズタイペイ) 8、7、6、6 ロブレス/ドボラク(スペイン)
黄鎮廷/杜凱琹(香港) ー8、8、12、9、ー7、9 田添/前田


吉村/石川、強打の韓国ペアを4ー1で下し、今大会のメダル第1号!

第1ゲーム、粘る韓国ペアに対し、3回目のゲームポイントで決めた吉村/石川。中陣でよく動き、フォアドライブを多用して正確にコースを突く吉村と、前陣で驚異的な反応を見せる石川は見事なコンビネーション。李尚洙のフォアドライブとチキータは強力だったが、一歩も退かずに戦った。

「自分が打って、石川さんがより厳しく打っていった。意識して磨いてきたのはサービスとレシーブの厳しさ。ぼくは以前よりもフォアでのレシーブが増えて、バリエーションも増えて、攻める幅が広がった」と試合後の吉村。一方、石川は「出足のサービス、レシーブでしっかり先手を取れたのが今日の勝因。サービス、レシーブとラリーになってからの連続攻撃が前よりも良くなっている」と語った。両選手とも勝利の瞬間に笑顔はあったものの、派手なガッツポーズはなく、より高い目標を目指していることがうかがえた。

一方、田添/前田は1ゲーム目を大逆転で奪ったものの、2ゲーム目に逆に6ー1の大量リードを逆転された。3ゲーム目に10ー8、4ゲーム目に8ー5とリードを奪う展開ながら取り切れず。勝負所で黄鎮廷の裏面ドライブに押され、広角に打ち分けられると前陣でプレーする前田が苦しくなった。しかし、準々決勝まで勝ち上がったのは立派な成績だ。
  • 吉村/石川、勝利に笑顔も、目指すところはさらに上だ

  • 李尚洙/梁夏銀、韓国のお家芸・ダブルスでメダルならず

  • 田添/前田、メダルにはあと一歩…

  • 香港ペアは黄鎮廷の裏面ドライブが強力だった

  • 方博/ゾルヤの国際ペアがメダル獲得、場内に大歓声