●男子ダブルス準々決勝
丹羽孝希/吉村真晴 8、8、6、8 プラトノフ/サムソノフ(ベラルーシ)
中陣で守るベラルーシペアを強力な攻撃で打ち抜いた丹羽/吉村が完勝。日本に2枚目のメダルをもたらした!
「本当はもっと盛り上がっていいところなんですけど、でもしっかり作戦を立てて臨んで、それを実行できたので2ゲーム目の途中くらいからは勝てるだろうという確信はありました」とベンチの倉嶋監督。「基本的にあまり強く打ってこないペアで、サムソノフがしつこくミスを誘ってくる。サムソノフのボールをしっかり返して、格下のプラトノフのミスを誘う。あとは変化サービスからの先手を取った攻撃ですね」。
「孝希のサービスもぼくのサービスも効いて、3球目で得点できる場面も多かった。相手がドツボにはまってしまったというか、自分たちのペースで戦えた」と吉村は語った。ふたりのサービスはダブルスでも強力な武器だった。少々あっけない幕切れには「若干メダルを獲ったのかどうなのかっていう微妙な気持ちではありますけど……」と微妙な笑顔。「ただ、形としてはしっかり獲ったし、最低限の目標を果たせた。ここからが勝負です。明日がまたメダル決定だと思って戦えればいいかなと思っています」と気持ちを切り替えていた。