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2017世界卓球デュッセルドルフ大会速報

2年前の蘇州大会では張継科/許シンにマッチポイント奪いながら逆転負けした大島/森薗ペアが、2年越しの念願のメダルを手に入れた。

試合後の大島のコメント
「2年間苦しんできたのに、これでメダルを獲れなかったらまた苦しんでしまう。その呪縛から解放されました。二人とも今日は緊張していて、あまり出来は良くなかったけど、ワールドツアーでも経験してきて、その積み重ねが今日生きたと思う。3ゲーム目で5-10の時でも、どんなに離されてもあきらめることはなかった。世界選手権の1本の重みはぼくらはよく知っている。5-10の時でも8とか9くらいまで食い下がって、次につなげようと思ってました。あそこで気持ちを切らさずにプレーできたのが勝因。
 2年前のマッチポイントからの逆転のことがあったので、最後はチキータで決めようと、俺に任せろと。12-11ではチキータで絶対いくと思っていた。日本人同士で決勝をやりたいけど、まずは一つひとつの試合を勝っていきます」

試合後の森薗のコメント
「試合前にこれまでの2年間を思い返してみた。今までワールドツアーで勝ったこともあるし、すぐに負けたこともあった。その度に大島さんと練習してきて、勝った瞬間にそれまでの苦しかったことを思い出した。3ゲーム目の5-10の時には、ぼくが廖にストップされて台上のボールを攻められなかった。大島さんに攻めるように言われて、そこで攻めたら良い展開になって、挽回することができた。2,3ゲーム目は自分たちの戦術が良くなかったので修正しようとした。ぼくのチキータが狙われていたので、最後は思い切り行こうと思った」
  • 勝利をつかみ取り、安堵感を漂わせた大島/森薗

  • 敗れた陳建安(左)/寥振ティン