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2017世界卓球デュッセルドルフ大会速報

 アジア選手権で中国の上位選手を3連破した平野は、完全に分析され、研究された。しかし、それさえも想定していた馬場監督が試合後に語ったコメントは以下の通り。

「だいたい相手がやることはわかっていて、自分が向上すべき部分でミスにつながったり、自分が前回と違う戦い方になった時に少し戸惑いもあったかもしれない。
 相手はコース取りを変えてきたし、平野がやることを相手は読んでいて、平野の弱いところついてきて、平野の得意なバックハンドを使わせない戦い方、もしくは大きく動かしてからバックを使わせる戦い方をしてきた。これから平野は強化する部分がたくさん見つかった。バック対バックとか、平野の得意なパターンにはならなかった。
 アジア選手権の時にはそんなに強くないだろうと思っていたかもしれないけど、今回は点数が離れていても気を許すことなく、絶対勝つんだというのは相手から感じられた。ただ、こちらもそうしてくるだろうと想定していたが、思い通りにいかなかった部分がストレスになったかもしれない」