●女子団体準決勝
〈四川省 3ー2 北京市〉
○朱雨玲 5、8、ー8、4 盛丹丹
郭艶 ー9、ー7、ー4 丁寧○
○范思琦 ー9、9、ー8、3、3 李佳原
朱雨玲 ー3、6、9、ー5、ー5 丁寧○
○郭艶 6、ー7、9、9 盛丹丹
女子団体準決勝、丁寧の2点取りもむなしく、北京市敗れる……!
01・05・09年と女子団体3連覇、3連覇を果たした09年大会では張怡寧・郭炎・丁寧という強力なトリオを擁した北京市。しかし、その09年大会を最後に張怡寧が去り、13年大会で郭炎が去り……、残るは丁寧のみ。五輪・世界チャンピオンを持ってしても、2番手以下の力不足はいかんともしがたかった。
四川省は3番で、銀髪の范思琦が鋭いバック連打で李佳原を制し、4番で朱雨玲が丁寧とのエース対決に敗れたものの、ラストで郭艶が勝利。焦りの見える盛丹丹に対し、やや台から距離を取り、粘り強い守りでミスを誘った。
これで女子団体決勝は四川省対黒龍江省。この対戦カードは誰も予想できなかっただろう。どちらのチームが勝っても初優勝だ。