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全中国運動会・速報2017

●女子シングルス1回戦
李佳イ(遼寧省) 7、10、ー7、10、ー6、ー7、1 盛丹丹(北京市)
武楊(山西省) 6、ー9、7、8、8 陳可(江蘇省)
何卓佳(河北省) ー6、9、6、7、3 杜凱琹(香港) 
王芸迪(雲南省) ー6、3、7、ー5、13、3 范思琦(四川省)
車暁㬢(黒龍江省) 8、ー9、5、5、ー8、ー8、5 蒋慧(西蔵自治区)
※シードの丁寧、劉詩ウェン、陳夢は2回戦から登場

女子シングルスと男子シングルスの1回戦が、数試合ずつ交互に行われた今夜。女子シングルスの残り5試合の結果は上記のとおり。

この中で目に留まったのは、混合ダブルスでハオ帥とペアを組み、ベスト4に勝ち上がった王芸迪(ワン・イーディ)。それほど上背はないが、キレのあるフォアのカウンタードライブを連発。女子団体で大活躍した范思琦との打撃戦は非常に見応えがあった。

プレーに迷いがなく、リスキーな攻撃で勝負を賭けられるのはひとつの才能。技術面よりもメンタル面の資質を感じた。今年1月に行われた中国女子の1軍チーム下位と2軍チームの上位のリーグ戦で、2軍チームに降格となってしまったが、まだ若いだけにチャンスはありそうだ。

しかし、王芸迪や范思琦、あるいは車暁㬢のプレーを見ていると、女子選手ながら全身を使ったスイングでものすごいパワードライブを放つ。中国女子の「男性化」は現在進行形だ。
  • 范思琦との大打撃戦を制した王芸迪

  • 敗れたとはいえ、范思琦のプレーにはキレがあった

  • 豪快きわまる車暁㬢のフォアドライブ

  • 清々しいファイター、何卓佳は杜凱琹を破った